(有)ヤマサン商店
私どもは、自然食品をこよなく愛す、ヤマサン商店です。
TEL:042-645-6318
FAX: -
私どもは、自然食品をこよなく愛す、ヤマサン商店です。
日本料理・割烹・和食の食材を中心に取り扱っております。
オープン当時は、昆布・煮干し・椎茸・本節・花かつを・生わかめ等を中心に、日本国内で採れた天然の食材を販売しておりました。
現在では、日本料理・割烹・和食の食材を幅広く取り扱うようになりました。
今ではオープン当時から販売している昆布は十数種類、生わかめは五種類、椎茸は十数種類など取扱品目も多くなっております。
現在では、京都より生麩類、割烹料理用の各種みそ類、など幅広く食品を取り扱っております。
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バックナンバー:
お客様のリクエストに応えまして - 2012-08-29
好評につき、「いしり」の再登場です。
石川県の奥能登地方に古くから伝わる魚醤油。
奥能登の伝統的料理等に使われます。
500ml入り。
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第一章;いしり
原料によって大きく2種類があり、富山湾に面した内浦地区ではスルメイカの肝臓、日本海に面した外浦地区ではイワシを主な原料として生産されています。
当店で販売している「いしり」は、スルメイカの肝臓を材料としております。
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第二章;いしり
日本海に突出する能登半島の沖合いは、北上する対馬海流の影響が大きく、かつ南下するリマン海流の交錯する好漁場です。そのため、能登は豊富な海産物に恵まれています。
内浦沿岸の小木港、宇出津港(能登町)等の漁港の町ではイカを原料とし、外浦沿岸の輪島港(輪島市)、蛸島港(珠洲市)、黒島港(輪島市)等の漁港の町ではイワシ、サバ等が原料とされています。各々の漁港での漁獲量の多い魚介類が使われているのです。
当店で販売している「いしり」は、イカを原料とした、宇出津港(能登町)等の漁港の町で作られた物です。
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第三章;いしり
「いしり」の語源とは。
魚の古語である「いお」の「汁」が転訛したという説の他、いくつかの説があります。
魚を「ヨ」と呼ぶ例には、トゲウオ科の糸魚(イトヨ)があり、魚を「イ」と呼ぶ例には、新潟県の地名で糸魚川(イトイガワ)があります。
また、奥能登地方の方言で、菜汁(ナジリ)、団子汁(ダンゴジリ)という呼び名があることから、「イオ」+「シル」から、「イシル」、「イシリ」、「ヨシル」、「ヨシリ」などと呼ばれるようになったと思われています。
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調理例がのっています。
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第四章;いしり
[その他の語源説]
*「いか汁」→「いしる」→「いしり」
*「魚(ぎょ)汁」→「よしる」→「よしり」
*(魚を漬け込んだ時にでる余分な汁)→「余汁(よしる)」
*「塩漬け汁」→「塩しる」→「塩しり」
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